#14 宮下令央氏 書道独特のトメやハネを表現したAndroidアプリ「フォントロイド」
今週のTechzine.jpは、フォントロイドを開発した宮下令央氏のインタビュー。
「次世代を担うエンジニアたち」では、日本のソフトウェア産業の未来を担うエンジニアたちにフォーカスし、新時代のエンジニア像を明らかにしていく。
第14回では、Android Application Award 2010 Springで優秀賞を取ったソーシャルフォントアプリケーション「フォントロイド」を開発したアスカラボの宮下令央氏に話を伺った。
- フォントロイドを開発するきっかけとは?
東京大学大学院情報学環池内研究室とアスカラボが行っている飛鳥京の再現プロジェクトの中で、手書きで遊べるアプリケーションを作りたいというアイデアと、自分の書道の経験から、フォントロイドは生まれました。
また、SNSやCGMを使ったユーザ参加型のサービスを考えており、ソーシャルフォントアプリケーションという考え方が生まれました。
フォントロイドのサイトでは、みんなが作ったフォントのデータをダウンロードして、実際に使うこともできます。
アプリのダウンロード数も10,000を超えており、予想以上に反響がありました。また、開発は他のプロジェクトと並行しながら行っていたので、3カ月ほどかかっています。