混沌

宮崎の口蹄疫問題はまだ収束の糸口が見えていない。ニュースを見る度に心が痛む。連休中に帰郷したときも宮崎のマスコミでは口蹄疫問題を連日伝えていて、知事もテレビで冷静な対応を訴えていたけれど、いまだ感染は拡大し続けていて、全国のマスコミが報道するところとなってしまった。
そもそも口蹄疫は国家レベルで迅速に対応すべき問題であったと言う人もいる。民主党族議員がいないので対応が遅れたとか、役人が政治主導の中で迅速に動きにくくなっていると言う人もいる。他国に比べて対応が遅くて徹底していないと言う人もいる。混沌が長期化し疲弊した様子が伝わってくる。
今はただ、問題の早期終結と宮崎の畜産業の復活を祈るのみであるが、国家レベルでの対策の強化を是非実施して欲しいと思う。生半可ではなくやり過ぎるぐらいの強化を望む。


世界株安、円高、ユーロ安にも歯止めがかからない。リーマン・ショックの前に似ているという人もいる。2〜3年毎にショックが来るとは、一体どういう世の中なんだ!とぼやきたくもなる。世界のマネーが同時に一方向に急激な勢いで動く時代だと思ってはいるものの、こうも頻繁だと落ち着かない。上海万博開催だし、加えてW杯もあり、その間は平穏無事な世界経済だろうと思っていたけど、そうはならなかった。景気に大きな影響を受ける業種の経営者としては悩み多い毎日だ。空は晴れ時々雨、霧、一時は大雪、ところによっては台風、そんな風に覚悟するしかない。


W杯はゆっくり見たいけどね、やっぱり。