中国元がドルと世界を飲み込む日

中国元がドルと世界を飲み込む日

中国元がドルと世界を飲み込む日

ドルは遠からず崩壊する可能性が高いという懸念は、いまや誰もが知っている話だ。ドル崩壊について書かれた本が本屋に並び、経済雑誌の大きな見出しになっていることも多い。
そして、中国が今後の世界をリードしていく大国であることも、誰もが知っている話だ。世界では上海万博のニュースが毎日流れている。

これまでのドルを基軸通貨とする世界の金融市場は、米国や欧米の金融資本家の強欲を満たす八百長ありの鉄火場のようだったが、今後の世界は中国が米国と互角以上の力をもっていくという世界観が展開されている。
日本は、これまでのように言いなりで米国追随するのか、中国の傘下に入るのか、独自のポジショニングを築くのか? 
そして、我々一般人はどんな準備や心構えがいるのか?

これらの質問の答えについて一元的に明確な回答はない。しかし、考えるヒントはこの本にある。