#14 Web2.0な選挙ポスター
今日、昼飯の後、会社近くの東郷公園で桜を見てきた。六〜七分咲き。桜の下には今晩の花見のために場所取りのブルーシートと段ボール箱が置いてあり、若手男性会社員が本を読みながらそこに座っていた。確かにもう十分に花見ができる咲きっぷりだなあと思いながら、携帯で写真を撮った。
たまには風流もいい。
公園から隣の九段小学校まで歩いていくと、東京都知事選の掲示板があった。
ひときわ目立つドクター・中松氏の選挙ポスターを見てちょっと驚いた。
発明王らしいポスターなのだ。
(ちなみに、ドクター・中松氏はエジソンの約3倍の3000件の発明をしている。出典http://dr.nakamats.com/shop/shop.html)
ポスターはこれ。石原慎太郎氏の隣でとても目立つ。
『聞こえてくるのは都民の不満です。』と両端に書いてある。
ふむふむ、それで政策のキャッチフレーズは? と真ん中に目を移すと、
メールの絵がありそのの下に『メールください』とメールアドレスが書かれている。
そして『都政に対する不満を上記メールアドレスに送って下さい。あなたの声を選挙演説で読み上げ、政策にします。』と続いている。
えっ?? 今流行のCGM? マニフェストまで作ってしまうの? しかもこの土壇場で?
Citizen Generated Manifesto ? 頭文字は合ってる。
選挙ポスター2.0 かも。。。。
更に、読んでいくと『都知事適格必須5要素』として
- 世界が注目している人
- 先祖代々東京に居る人
- 政治を発明する能力のある人
- 官僚・政党・組合・財界としがらみのない人
- お金を節約し、勤勉な人
を揚げている。確かにこの5つの要素全てをドクター・中松氏は満たしている。
中松氏は'91、'99、'03年の都知事選に立候補していずれも落選しているが、今回、このWeb2.0な選挙ポスターで創られたマニフェストでどこまで票を伸ばせるか注目したい。
最後に、東京都民の皆さんには、
首都に相応しい知事を選んで頂くことを切にお願いしたい。
千葉都民の私からのお願いです。
* ところで、前回の宮崎県知事選は、生まれ育った故郷でもあり、高校・大学の先輩も出馬していたので東京から応援しながら見守っていた。結果、先輩は次点で落選し、東国原知事が誕生した。その後の宮崎はなにかと話題性にはこと欠かないようだが、県民の選択が正しかったことを証明するためにも、東国原知事にはしっかりとした実績を積み上げていかれることを強く希望している。『ミヤザキを、なんとかせんといかんとです。』