伝統芸能

祭り囃子に誘われて神田明神を覗いてみると、能をやっていた。綺麗な能面ときらびやかな衣装を着て、優美にゆったりと踊っていて、昼間の境内の舞台上は幻想的で厳かな雰囲気に満たされていた。見入ってしまった。
暫くして、この演者が声を発した時、ちょっとビックリしてしまった。オジサン(失礼)の声で畳みかけてくるからだ。すぐに、男性しか舞台に上がれない伝統芸能であることを思い出して自らの認識不足にちょっと恥ずかしくなった。僕こそいい年をしたオジサンなのに。。