＃23 「課題先進国」日本

東京大学総長であり科学者である小宮山宏氏の本。
日本は、「課題先進国」から「課題解決先進国」になれる、なるべき、なろうという本。「キャッチアップからフロントランナーへ」と副題もついている。２１世紀の日本国家論でもある。読後には、清涼感と勇気がわいてくる本。

あとがきにもあるが、２００５年の入学式で、『本質を捉える知』、『他者を感じる力』、『先頭にたつ勇気』を学生生活で獲得すべき目標として掲げ、それは自分自身の目標でもあるし、日本の目標でもあると、新入生に語りかけた。そんな感じの本である。

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「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ