#25 天野仁史氏 ビジネス的に成功して、くだらないサイトを作りたい

 ご紹介が遅れてしまいました。2月14日付けのTechzine.jpの記事の紹介です。
 Techzine.jpはこれで第一部として一旦完了し、第二部は編集方針も若干の変更し4月頃にオープン予定です。よろしくお願いします。

「次世代を担うエンジニアたち」では、日本のソフトウェア産業の未来を担うエンジニアたちにフォーカスし、新時代のエンジニア像を明らかにしていく。
第25回では、あのひと検索 SPYSEE(スパイシー)を提供してるオーマ株式会社の天野仁史氏に話を伺った。

  • 今、携わっている仕事は?

オーマのコアコンピタンスである研究を、SPYSEE以外のサービスや新しい分野に活かしていく仕事をメインに行っています。もちろん、オーマが運営しているWebサービスのインタフェースや技術の部分も担当しています。

  • オーマを選んだ理由とは?

以前に本で読んだのですが、音楽には3つの柱があるそうです。その3つとは、研究・芸術・技術で、音の波形が研究、音楽を生み出すのが芸術、演奏するテクニックが技術です。
この要素は、Webサイトでも当てはまると思っています。自分は技術をやっていて、またJavascriptにはデザイン的な要素、つまり芸術部分があります。けれど、研究というのは遠い位置にありました。
オーマは東京大学の研究から生まれた会社で、自分の技術と研究の良い出会いになると考えたからです。
また、自分が関わる割合が大きい仕事をしたかったというのが根っこにあります。例えば、Twitterのように、解決したい問題があって、少数が集まって一気に開発されました。そういう開発をしたかったというのがあります。
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